保有不動産の書

手ぶれの間

不動産の運用を一生懸命考える

たとえば、家の前の道路の幅が3.8メートルの場合と、8メートルの場合では、東京23田園調布や成城など幅広い道路が整備された地域は、高級住宅地としてのイメージを確立している。
私有地を道路に供出していることは専有の面積を狭くすることになるが、資産価値を上げることは間違いないし、万が一、処分する時も比較的スムーズに売却できるはずだ。
区内の隣接する地域内でも坪単価が100万円近く違うケースも出ている。
当然、道幅が広いほうが付加価値は高まる。
経営者としての自覚を持つためには、まず自分の家の貸借対照表をつくってみることだ。
そうすると、土地という資産がいくらあるのか、現金や有価証券はいくらあって、借金はいくらあるのかすぐにわかる。
日本の場合、資産家と呼ばれる人の資産はほとんど不動産が占めている。
その不動産の運用を一生懸命考えるのは、資産家という経営者の当然の責務だ。
たとえば株式投資をしている人、投資信託を買っている人は、投資する前だけでなく投資した後も市況を分析し、様々な情報を集め、いろいろ比較検討したうえで投資判断を下している。
資産の運用に勉強や努力は欠かせない。
本来、不動産も同じスタンスで臨むべきにもかかわらず、大半の家主は借入れをして建てた上物を、お金をかけて維持していない。

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